
「去年よりエアコンの効きが悪い気がする」
「冷房をつけても、なかなか部屋が涼しくならない」
「室外機のまわりに物を置いているけど、大丈夫?」
このようなお悩みはありませんか?
エアコンというと、室内機のフィルター掃除を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、屋外に設置されている室外機まわりの環境も、エアコンの効きや電気代に関わる大切なポイントです。
室外機は、室内の熱を屋外へ逃がす役割を持っています。
そのため、室外機の前に物が置かれていたり、カバーで覆われていたりすると、熱をうまく逃がせず、冷房効率が下がることがあります。ダイキン工業も、室外機の吸込口や吹出口がふさがれると無駄な電力消費につながるとして、室外機まわりを整理するよう案内しています。
今回は、夏本番を迎える前に確認したい室外機まわりのチェックポイントを、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。
室外機はエアコンの大切な設備です
エアコンの冷房運転では、室内の熱を室外機から外へ逃がしています。
室内機だけが動いているように見えますが、室外機もエアコンの運転に欠かせない設備です。
室外機の吹出口の前に物があると、排出した熱が周囲にこもりやすくなります。
また、室外機をカバーなどで囲ってしまうと、放熱しにくくなり、余計に電力を使う原因になることがあります。三菱電機も、室外機の周囲を整理し、吹出口付近に物を置かないよう案内しています。
夏前には、室内のフィルターだけでなく、室外機のまわりも一度確認してみましょう。
チェックポイント① 室外機の前に物を置いていないか

まず確認したいのが、室外機の吹出口です。
室外機の前に、
- 植木鉢
- 自転車
- ゴミ箱
- 収納ケース
- 洗濯用品
- 落ち葉や雑草
などが置かれていませんか?
物が多いと、室外機から出る風の通り道がふさがれてしまいます。
パナソニックは、室外機の構造による違いはあるものの、できれば前側30cm以内には物を置かないよう案内しています。
すべてを大きく移動させる必要はありませんが、室外機の前と横に空気が通るスペースを確保しておくことが大切です。
チェックポイント② 室外機をカバーで覆っていないか

冬場の汚れ防止や見た目を整えるために、室外機にカバーを付けているご家庭もあると思います。
ただし、冷房を使う時に吹出口まで覆われていると、熱を外へ逃がしにくくなります。
特に、
- 前面を完全に覆うカバー
- 周囲を囲う収納棚
- 風が抜けにくい目隠し
- 室外機の上に置いた荷物
には注意が必要です。
ダイキン工業は、吹出口の前に物を置いたりカバーで覆ったりすると、熱が逃げにくくなると説明しています。
また、室外機の上に物を載せると、落下や本体の変形、故障につながる場合もあります。
冷房を使い始める前に、一度まわりを整理しておきましょう。
チェックポイント③ 雑草・落ち葉・ゴミがたまっていないか

庭やベランダに設置されている室外機は、気づかないうちにまわりへ雑草や落ち葉がたまりやすい場所です。
特に、室外機の裏側や側面は普段あまり見ないため、
- 枯れ葉が入り込んでいる
- 雑草が伸びている
- ビニール袋やゴミが引っかかっている
- 虫の巣やクモの巣がある
といったことがあります。
簡単に取れる範囲の落ち葉やゴミであれば、運転を止めた状態で片付けておくと安心です。
ただし、室外機のカバーを外したり、内部へ手を入れたりするのは危険です。
無理に分解せず、見える範囲の掃除にとどめてください。
チェックポイント④ 水を直接かけて掃除しない

「汚れているから、水をかけて洗えばいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、室外機の内部に水をかけると、故障につながることがあります。
三菱電機も、室外機内部に水をかける行為は避けるよう案内しています。
外側の汚れが気になる場合は、運転を止め、安全を確認したうえで、乾いた布などで軽く拭く程度にしましょう。
内部の汚れや異常が気になる場合は、自分で分解せず、業者へ相談する方が安心です。
チェックポイント⑤ 夏前に試運転をしておく
室外機まわりを確認したら、暑くなる前に冷房の試運転もしておきましょう。
日本冷凍空調工業会も、夏本番前にエアコンのお手入れと運転確認を行うよう案内しています。
試運転では、
- 冷たい風が出るか
- 室外機が動いているか
- 異音がしないか
- 水漏れがないか
- 嫌なにおいがしないか
- リモコンが正常に反応するか
を確認してみてください。
真夏に故障してから業者を探すと、修理や交換までに時間がかかることがあります。
まだ気温が上がりきる前に確認しておけば、落ち着いて相談しやすくなります。
日よけを付ける場合も、風の通り道を確保
室外機に直射日光が当たる場所では、日よけを考える方もいると思います。
三菱電機は、冷房時の日よけを室外機の効率向上策のひとつとして紹介しています。
ただし、同時に室外機の周囲に十分なスペースを確保し、ファンの前に物を置かないことも重要としています。
日よけを付ける場合は、室外機をぴったり覆うのではなく、風の流れを邪魔しないよう注意しましょう。
業者に相談した方がいいタイミング

室外機まわりを整理しても、次のような症状がある場合は、早めに設備業者へ相談することをおすすめします。
- 冷房の効きが悪い
- 室外機から大きな音がする
- 室外機が動いたり止まったりする
- 室内機から水漏れする
- 焦げたようなにおいがする
- エラー表示が出る
- 長年使用している
- 電気代が以前より気になる
異常が見られる場合は、無理に使い続けたり、自分で分解したりしないようにしましょう。
日本冷凍空調工業会も、エアコンに異常が見られる場合は運転を停止し、販売店や修理窓口へ相談するよう案内しています。
坂口設備ではエアコンの不調も丁寧に確認します
坂口設備では、和歌山市を中心に、エアコン・給湯器・水回り・住宅設備・住宅リフォームのご相談に対応しています。
エアコンの効きが悪い場合も、すぐに交換をすすめるのではなく、
- 室外機まわりに問題がないか
- 掃除や点検で改善できるのか
- 修理が必要な状態なのか
- 交換を考えた方がよいのか
を確認し、分かりやすくご説明します。
「冷房の効きが悪い気がする」
「室外機から変な音がする」
「夏前に一度見てもらいたい」
そんな段階でも大丈夫です。
必要以上の工事をすすめるのではなく、状態に合わせて必要な対応だけをご提案します。
まとめ
エアコンの室外機は、室内の熱を屋外へ逃がす大切な設備です。
室外機の前に物が置かれていたり、雑草や落ち葉がたまっていたりすると、冷房効率が下がることがあります。
夏本番を迎える前に、
- 室外機の前や横に物がないか
- カバーで覆われていないか
- 雑草や落ち葉がたまっていないか
- 異音や水漏れがないか
- 冷房が正常に動くか
を確認しておきましょう。
和歌山市でエアコンの効きや室外機まわりの不調が気になる方は、坂口設備までお気軽にご相談ください。