
11月に入り、朝晩は少しずつ冷え込むようになってきます。
この時期になると、
「冬になる前に給湯器で何かしておいた方がいい?」
「寒くなると給湯器は故障しやすくなるの?」
と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
給湯器は一年を通して使う住宅設備ですが、冬は水温が下がり、お湯をつくるための負担も大きくなります。
また、気温が大きく下がった日には、屋外の配管まわりが凍結する可能性もあります。
だからといって、冬になる前に難しいメンテナンスをする必要はありません。
まずはご家庭で安全に確認できるところを見ておくことが大切です。
今回は、和歌山市で給湯器や住宅設備工事を行う坂口設備が、冬本番を迎える前に確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。
① 給湯器の電源をむやみに切らない

冬前にまず知っておきたいのが、給湯器の電源についてです。
給湯器の中には、気温が下がったときに内部の凍結を防ぐための機能が備わっているものがあります。
そのため、
「しばらくお湯を使わないから」
という理由だけで、冬場に給湯器の電源プラグを抜いてしまうと、機種によっては凍結防止機能が働かなくなることがあります。
普段使用している給湯器であれば、基本的には取扱説明書に従った状態で使用しましょう。
また、
・電源コードが傷んでいないか
・コンセント周辺が濡れていないか
・給湯器のリモコンにエラー表示が出ていないか
なども確認しておくと安心です。
給湯器本体を開けたり内部を触ったりする必要はありません。
② 屋外の配管や保温材をチェック

次に確認しておきたいのが、給湯器の下や周辺にある配管です。
屋外に設置されている給湯器では、配管の一部に保温材が巻かれていることがあります。
長期間屋外にあるため、
・保温材が破れている
・テープがはがれている
・配管がむき出しになっている
・保温材がずれている
といった状態になることがあります。
配管が露出していると、冷え込みが強くなった際に凍結しやすくなる可能性があります。
11月のまだ寒さが厳しくない時期に、一度給湯器の周りを見てみるとよいでしょう。
ただし、自分で配管を外したり、むやみにテープを巻き直したりする必要はありません。
「少し傷んでいる気がする」
という程度でも、設備業者に相談すれば状態を確認できます。
③ 給湯器の周りに物を置きすぎていないか確認

意外と見落としやすいのが、給湯器の周囲です。
給湯器の近くに、
・植木鉢
・収納ボックス
・自転車
・掃除道具
・落ち葉やゴミ
などが置かれていませんか?
給湯器は燃焼や排気を行う設備です。
そのため、本体の給気口や排気口周辺を物でふさいでしまうのは避けなければなりません。
秋は落ち葉も増えるため、給湯器の周辺にたまっていないか確認しておきましょう。
掃除をする場合も、本体を分解する必要はありません。
給湯器の周辺にある落ち葉やゴミを取り除き、十分なスペースを確保しておくだけでも冬前の準備になります。
④ 今のうちに「お湯の出方」を確認しておく

本格的に寒くなる前に、一度普段のお湯の状態を意識してみましょう。
例えば、
・以前よりお湯になるまで時間がかかる
・設定温度まで上がりにくい
・途中で急にぬるくなる
・給湯器から以前とは違う音がする
・リモコンにエラーが出ることがある
といった変化はありませんか?
冬になると水道水そのものの温度が下がるため、給湯器には夏場より大きな負担がかかります。
今は何とか使えている設備でも、冬本番になって症状が目立つようになることがあります。
ただし、こうした症状があるからといって、必ず給湯器を交換しなければならないわけではありません。
部品の修理や調整で改善するケースもあります。
11月の段階で少し気になることがあれば、寒さが厳しくなる前に原因を確認しておくと安心です。
⑤ 凍結したときの対応も事前に知っておく

和歌山市でも、強い寒波が来た日などには給湯器や屋外配管の凍結に注意が必要です。
もし寒い朝に突然お湯が出なくなった場合、配管が凍っている可能性もあります。
そんなときに慌てて、
・熱湯を配管にかける
・凍った配管を強く叩く
・無理に部品を動かす
といったことは避けましょう。
急激な温度変化によって配管や部品を傷める可能性があります。
凍結が疑われる場合は、基本的には気温が上がって自然に解凍するのを待つ方法があります。
ただし、機種や設置状況によって適切な対応は異なりますので、必ず取扱説明書も確認してください。
凍結後に配管から水漏れしている場合や、気温が上がってもお湯が出ない場合は、設備業者へ相談しましょう。
冬前の点検は「交換するため」ではありません
給湯器の冬支度というと、
「点検したら交換をすすめられるのでは?」
と心配される方もいるかもしれません。
しかし、冬前に確認する目的は、必ず新しい給湯器へ交換することではありません。
例えば、
・保温材の補修
・配管まわりの確認
・部品の調整
・必要な部品だけの修理
で対応できる場合もあります。
坂口設備では、まず現在の状態を確認します。
修理で済むなら修理。
部分的な対応で済むのであれば、必要なところだけ対応します。
一方で、給湯器を長く使用していて複数の不具合が出ている場合には、修理費用や今後の使用を考えて交換をご提案することもあります。
その場合も、状態を確認したうえで理由を分かりやすくご説明します。
寒くなってから慌てないために、11月のうちに確認を
冬の給湯器トラブルで特に困るのは、
「お風呂に入ろうと思ったら突然お湯が出ない」
というケースです。
寒い日にお湯が使えなくなると、夏場以上に生活への影響が大きくなります。
だからこそ、まだ本格的に寒くなる前の11月は給湯器を確認する良いタイミングです。
特別な作業をするのではなく、
・給湯器周辺を見る
・配管の保温材を見る
・普段のお湯の状態を確認する
・異音やエラーがないか確認する
というところから始めてみましょう。
まとめ
冬を迎える前の給湯器チェックでは、
・電源をむやみに切らない
・屋外配管や保温材を確認する
・給湯器周辺の物や落ち葉を片付ける
・現在のお湯の状態を確認する
・凍結時に慌てないよう対応を知っておく
という5つがポイントです。
今問題なく使えている給湯器なら、必要以上に心配する必要はありません。
ただ、
「最近少しお湯の出方がおかしい」
「配管の保温材がボロボロになっている」
「冬を迎える前に一度見てほしい」
といったことがありましたら、早めに確認しておくと安心です。
和歌山市で給湯器や住宅設備について気になることがありましたら、坂口設備までお気軽にご相談ください。